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ホスファゼン化合物を用いた難燃性ポリマーの開発

管理番号 2014-002

技術の名称

ホスファゼン化合物を用いた難燃性ポリマーの開発

キーワード

ポリマー,シクロホスファゼン化合物,難燃性,熱安定性

番号 特願2014-087494 HP掲載 2014-10-22

技術の概要

本発明は、難燃性、並びに熱安定性に優れたポリマー及びそれを作製する技術である。
一般的に、シクロホスファゼン化合物は難燃性として知られている。これを用いて難燃性を向上させる方法としては、それを溶融したポリマーに混練し配合させることが知られている。その他にも、それとアクリル酸とを共重合した例もある。しかし、これらの方法ではポリマー中のシクロホスファゼン化合物の含有量に限界があり、難燃性、並びに熱安定性を充分満足することが出来ていない。


そこで発明者らは、シクロホスファゼン化合物を共有結合させたモノマーAを重合させることで、それを高含有するポリマーを作製することができた。それにより、難燃性ならびに熱安定性を向上させることが出来た。

Advantage

①分子量の制御が可能であるため、分子量分布の狭いポリマーが作製可能
②難燃性アクリル酸ポリマーに比べ、 Td5(5%重量減少温度)が高いため、難燃性が優れている。また800℃では、アクリルポリマーが16%重量なのに対し、P1、2は30~40%と熱安定性にも優れている。 

 

活用のセールスポイント

阪神大震災等により、多くの人命が失われたが、これは地震よりも、後に生じた火災による影響が大きいといわれている。ガスや電気が火元となり、プラスチック等に引火。更に溶融したプラスチックは火炎を広範囲に広げることが知られている。こうした背景から、屋内に設置、固定する樹脂材料に難燃性機能が求められている。


本技術は、モノマーAを重合させることで、従来よりも難燃性、並びに熱安定性に優れたポリマーを作製できる技術である。

 

説明図等

 

想定される応用分野・製品、市場規模

下記のような用途への拡大が見込める。


【応用例】
・住宅用建材(難燃性塗料など)
・航空宇宙産業用材料
・OA機器、家電樹脂材料 

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