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木本材料の任意部位に光透過性を付与する加工技術の開発

管理番号 2015-001

技術の名称

木本材料の任意部位に光透過性を付与する加工技術の開発

キーワード

番号 【出願番号】特願2015-006162 【発明の名称】 木本材料の任意部位の光透過性を向上させ高意匠性を付与する加工技術 【発明者】杉元宏行、杉森正敏 【出願人】国立大学法人愛媛大学

技術の概要

 本発明は、無垢材の任意部位に光透過性を付与することで、高い意匠性を付与する技術である。

 

 近年、資源、環境問題への配慮、ならびに木が与える人への癒し効果等により、木材の活用が見直され、需要が増えている。

 木目を生かした加工技術は多数見受けられ、木材に光透過性をもたせる技術が存在する。しかし、従来技術では任意の部分の光透過性を向上させ木本材料に高意匠を持たせることが出来なかった。

 

 本技術では、軟化温度や充填する樹脂濃度、圧縮加工条件を管理することで、従来では不可能であった任意の部位に光透過性を与える高意匠性木材の作製を可能にした。

 

活用のセールスポイント

①従来技術に比べ、加工時に要する樹脂(細胞壁を構成する成分の屈折率に近い樹脂)量を低減し、光透過性を付与できる。また

②任意部位を圧縮(細胞内空隙率70%以上閉塞※図3)することにより、その部位に光透過性を付与することができるため、高い意匠性を実現できる(図1)

③本技術は、針葉樹、広葉樹共に応用可能であり、樹脂は熱硬化性・熱可塑性にかかわらず使用可能である。

説明図等

図1.えみか(愛媛大のマスコットキャラクター)での検証実験

図2.樹脂含浸スギ材の全光透過率τに及ぼす試料厚さの影響 図3.容積密度から得られた限界圧縮比と全光透過率の関係

想定される応用分野・製品、市場規模

木目を生かしつつ、圧縮した部位のみに光透過性を付与できることから、以下の用途が考えられる。

 ・LED照明と組み合わせた家電

 ・LED照明意匠を有する木製手すり

 ・LED照明と組み合わせた壁材(パーティション)
 ・LED照明と組み合わせた車両内装

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